アベニーパファーを飼育の為に購入し、新しい水槽にドボン!!と入れてしまうと即死したり体調を崩し長生きできないようになってしまいます!
僕たちにできることは、できるだけアベニーさんにしてあげたいと飼い主さんなら思います!!
じっくり時間をかけて水合わせをしてあげると、飼育環境の変化なく水槽に導入することができます!
この記事では、アベニーパファーにダメージを与えずに水合わせをする全手順と、水合わせに必要な用品:便利グッズを紹介しています!!
水合わせとは
アクアリウム関連のサイトの記事で「水合わせ」という言葉をよく目にしませんか?
水合わせとは、袋の中の水温と水質を=導入する水槽の水温と水質に合わせる作業の事です!新しく水槽を立ち上げたり、生体をお迎えする際にとても重要な作業です。
水合わせはアベニーパファーだけではなく、ほとんどの生体に必要でとても重要な作業ですね!!
熱帯魚の水合わせはどうして重要なのか?についてこの後説明していきます。
アベニーパファーの水合わせをする重要性
アベニーパファーは非常にデリケートな生体で、ストレスも抱えやすい生き物です。
神経質な生体なのでストレスにより、体調不良になったりする場合もあります。また、急激な環境の変化は生体に大変なダメージを与えてしまいます。
可愛い生体をやっとお迎えする事が出来た!と、うきうきしながらいきなり新しい水槽にドボン!!とアベニーパファーを入れてしまうとストレスはもちろん、かなりのショックを与えてしまう事になります。
人間でいうといきなり氷だらけのプールに飛びこむ様なイメージです(;´Д`)
そのダメージから最悪死に至る事もありますので、水合わせは必ず必要な作業になります。
アベニーパファーの水合わせに必要な物:用品 9点
大きめのバケツ
水合わせをする生体を入れる為に必要です!安いバケツでもよいですが持ち手の強いバケツがオススメです!
カルキ抜き
水道水には微量の塩素(カルキ)が含まれており、人間には心配ないのですが、アベニーパファーにとって塩素は有害なので、水道水にカルキ抜き液を入れてアベニーパファーが飼育していける水をつくります。
カルキ抜きには、コスパ最強エーハイムのフォーインワンをオススメします!
生体をすくう網
生体をすくう時に使います。
ネットもたくさんの種類が販売されていますが、生体に直接触れる物なのでできるだけ、やわらかいネットがおすすめです。
機能では、長さの違いや曲がるものなどあるので違う種類のネットをいくつか購入しておくことをオススメします。
水合わせキット(あると便利)
落ちる水量もかなりの範囲で調節できて、一度水合わせから離れるときの止水もツマミで簡単に止めることができます。
水合わせを楽にする為の便利グッズ!1000円程度なのでオススメです~!
PH測定器
水槽の水質をある程度測定できます。
購入してきたアベニーの水質を測定するためです!生体投入開始の参考になりますので持っておくといいアイテムです。
水温計
バケツに入れたアベニーの水温を常に見れるようにしておきたいので必要です!
エアレーション
水槽を泡でぶくぶくさせて水中に酸素を取り込むための設備、装置です。水合わせは短時間ですが、酸欠になる場合もあるのでコチラも必要です。
水槽用ヒーター(水温が低い時期は必要)
水合わせ中にバケツ内の水温が下がるので安定させるためにも必要となります!
水草
水合わせの時に水草はなくても問題はありませんが隠れ家程度に使う方法があります!
エビの水合わせの時に水草を導入すれば足場になるのと、アベニーの場合は複数でケンカする可能性もあるので隠れ家として水草は有効です!
アベニーパファー水合わせ手順
①水温を合わせる
生体を購入した際、店頭はもちろん、ネットで購入した場合も袋に入っていると思います。この生体が入った袋を導入する水槽に40分から1時間程度浮かべます。
そうすると、浮かべている間に袋の水温と水槽の水温が同じになってきます。
40分~1時間後、袋の水ごと生体をバケツなどの容器に移しましょう。
②点滴法で水質を合わせる
手順1:水温合わせ後、アベニーが入った袋からバケツに移しましょう!
手順2:バケツの水を3分の1程度捨てます。捨てた分を水合わせキットなどを使い、導入する水槽からバケツに水を入れていきます。
ループ:この作業を2回~3回程度行い、購入してきたところの水質から、これから投入する水槽の水質にあわせていきます。
点滴法注意点
冬や寒い地域などはこの作業をしている間に水温低下で死に至ってしまう場合もありますので、小型水槽用のヒーターを予備で1つ用意しておいてくのが無難です。
水温低下には充分注意してくださいね。
また、エアレーションも行いながら水合わせを行ってあげることをおすすめします。
③生体を投入する
PH・水温を測り、生体にとって水槽内が適正な状態になったらいよいよアベニーパファーを水槽へを投入します。
網ですくいアベニーパファーを水槽に入れて作業終了となります。
【生体を投入する時の注意】
バケツに残った水があったとしても、水槽には絶対に入れないでください。
水の入れ替えによって汚れた水がバケツ内に溜まっていたり、微生物、害虫などが水槽に混入する可能性がありますので注意しましょう。
④水合わせ後の様子を観察
生体を数日間よく観察してみてください。
状態が悪そうだったり、すぐに死に至ってしまった場合は、水合わせが不十分であった可能性があります。
水合わせに失敗した場合は次回からもう少し時間をかけて水合わせしてみてください
また、水合わせ後すぐに導入した生体には餌を与えるのはあまりよくありません。
まだ生体が環境に落ち着いてない可能性があり、エサを食べない場合が多いです。
餌を食べないと餌が溶けてしまい、水が汚れみるみるうちに水質悪化を招いてしまいます。
少なくとも環境に慣れさせるために、一晩くらいはそっとしておき、様子をみると良いですよ。
アベニーパファーに適した水質と水温については下記の記事を参考ください
まとめ
アベニーパファーの水合わせのポイントを以下にまとめました!
以上の7つがアベニーパファー水合わせのポイントとなります!
観察や飼育してて思うのが、アベニーパファーって他の熱帯魚と比べるとかなり神経質で水質にも敏感です。
餌を食べる時とかもじっくり見てから食べたり、ほかの生体と混泳しているとかなり警戒したり、水草にも警戒しているんですよ笑
そんなアベニーがかわいいー!!!笑
少しでも長生きさせてあげれるように、僕たちができることは全力を尽くしてあげたいと思います!!
めんどくさいと思いますが、水合わせはじっくりしてあげてくださいね!
下の記事はアベニーパファー飼育について、必要な情報をすべてまとめたページとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました