アクアリウムって何?
アクアリウム(英: aquarium)は、水生生物の飼育設備のことを言います。
英語でよく使う意味では水族館ですが、最近の日本で使うアクアリウムは水生生物全般の飼育や、水草の飼育のことに使われています。
ペットショップや、ホームセンター内の記載も以前は熱帯魚コーナーと書いていたのが、最近ではアクアリウムコーナーになっていたりするところも増えてきましたね。
SNS、Twitterなどでも熱帯魚、メダカなどを飼育している人は、趣味→アクアリウムと書いている人も多いです。
あっ!ちなみに僕も書いています(笑)
アクアリウムは2種類【生体飼育】
生体飼育のアクアリウムにも種類があります。
飼育する水質が違うのと、飼育の難易度が違います。皆さんにアクアリウムをわかりやすいように解説していきます♪♪
淡水飼育(初心者~上級者の方まで楽しめる)
水道水で飼育は可能ですが、そのまま飼育水に使うことはできません。
水道水には塩素が含まれている為、生き物によくないので、塩素を抜く作業をして飼育水を作ります。
【塩素を方法は2つ】
1つ目は、カルキ抜き液と言うのを買い、規定の量を水道水に入れて飼育水をつくる方法!
2つ目はくんでおいた水をバケツなどに2、3日放置して塩素を抜く方法!
どちらかの方法で飼育水を簡単に作ることが可能です。
また淡水魚は種類も多く、生体の価格も安いのが特徴です。
そして水の汚れにも強い傾向にありますのでアクアリウム初心者の方は淡水アクアリウムからスタートするのがオススメですよ。水草など育てる場合もこの淡水飼育になります。
初心者にも飼いやすい人気の淡水魚は、メダカ、金魚、ネオンテトラ、グッピー、プレコ、コリドラスなどです。
海水飼育(中級者~上級者向け)
海水魚飼育は比較的、水質や生体、器具の知識などが必要になります。
少しの間違いや水質悪化などから病気になり、死んでしまったりすることも多いです。
初期投資も淡水飼育より高くなるので、アクアリウム初心者向けではありません。
淡水魚に比べて海水魚は高額な魚も多いので、淡水アクアリウムをスタートしてみてから海水にチャレンジしてみるのが個人的にはオススメです。
人気の海水魚はサンゴやイソギンチャク、クマノミなどです。
水草アクアリウム (水草のみ飼育)
え?生き物なしの水草だけ??って思うかもしれないですが、ガーデニングみたいな感じなんです!
ペットショップでも水草だけでレイアウトされた水槽のみを展示しているのを見たことがありませんか??
水草だけで作った水槽は個人のセンスやレイアウト次第でいろんな種類の水景を楽しんだりすることが可能なので、生体の飼育を満喫した後は水草のみの飼育もチャレンジしてみてください。
アクアリウムの楽しみ方3つ
生体や水草を飼育して観察する(心の癒し)
アクアリウムをしたい理由は皆さん違うと思います。僕はもともと小さい頃から生き物が好きでした。
初めにアクアリウムをスタートしたのは、生体を観察したい!!という理由でした。
大人になりペットショップにたまたま行ったとき熱帯魚のグッピーコーナーの水槽を見ていると、1匹のドイツイエロータキシードが僕に近寄り、こちらを見ている!
「このグッピーやたら綺麗だな・・・・」
「国産のグッピー綺麗ですよね~仲間にしますか?」
「あ・・・・・・・はい・・・」
となったのを今でも覚えています(笑)
ほんとにその時に即決したので、 水槽もない、飼育の知識もない状態でした(笑)
なんとかすべて用具などはその時に購入しましたが、準備不足だったのでグッピーには申し訳なかったと思っています。
僕みたいな感じでいきなり飼育するのはオススメできません。
生体に必要な物を揃え、水質を安定させたり飼育できる環境を用意したうえで購入へ行くことが堅実です!また、生体の情報をだいたいでもいいので事前に知っておくと良いでしょう。
玄関などのインテリアへ
20歳の時に思っていた事は、玄関にオシャレな水槽を置いた家に住みたいなー!!と考えていました。
イメージはこんな感じ!!
ショッピングモールや、病院などもインテリアとして置いてるところもたくさんありますね。こんな感じでインテリアの目的で飼育する方もいます。
生体を増やす、繁殖させる(ブリーダー)
熱帯魚、エビなどを飼育をしていると繁殖させてみたくなったりする方も多いと思います。
グッピーなどでしたら種親を選別して稚魚からブラインシュリンプなどや、粉末エサなどを与えて大きくしたりして、綺麗なグッピーを作ったり、コンテストや品評会に出したりすることを趣味にしてる知り合いも多いです。
この生体を増やしたい目的でしたら、インテリアで飼育する場合と大きく飼育方法が異なります。
グッピーでしたら、普通に飼育する程度ならエサは2日に1回程度でもいいですが、繁殖メインで考えると1日数回餌を与えないといけません。
それにより餌をあげないよりは、水質が悪化するため水換えサイクルも早くなり手間や時間も必要です。
増えた生体や水草などはオークションなどに出品すれば、エサ代や飼育費用になったり、本気でやれば副業程度にもなるので増やしたい目的の方も多いです。
水槽の種類も豊富!!サイズや形もいろいろ
水槽の種類はたくさんあります。小型水槽のメリットとデメリット、大型水槽のメリットとデメリットをお伝えします。
小型水槽
小型水槽とは一般的に、横幅が45㎝の水槽や、30㎝の水槽などのことです。
現在多数の小型水槽がでてきました。
インテリアになり、小さくて可愛いのが特徴ですね。
小型水槽のメリットとデメリット
小型水槽のメリット
小型水槽のデメリット
小さい水槽での飼育は生体へデメリットがあります。
水の量が少ないため、初心者の方は飼育水を綺麗状態にキープするのが難しくなります。
初心者だから小型水槽から始めてみる!!は実は逆なんです。
初心者の方は水交換などのコツをわかっていない為、大きい水槽がオススメです。
小型水槽内で生体が1匹でも死んでしまうと飼育水が急激に悪化するので死の連鎖になるリスクもあります。
大型水槽
大型水槽と呼ばれる目安は横幅60㎝以上の水槽が目安となっています。
水量が小型より多く入るので、水質を安定させやすく、極端に水質が悪化するなども少ないので初心者の方にはオススメのサイズです。
初心者の方から上級者の方まで人気があるので流通の多いサイズとなります。
大型水槽のメリットとデメリット
大型水槽のメリット
大型水槽のデメリット
置き場所があるなら大型水槽がオススメ!!大きいとなんだかメンテナンスや水換えが大変なイメージですが、実は大型水槽の方がメンテナンスはサボれます。笑
僕みたいな、めんどくさがりの人は、頻繁に水換えしなくてもいい60㎝水槽がオススメですよ~!笑
大型水槽の場合もし水槽内で生体が1匹死んだ場合も水量が多いので死が連鎖する心配もありません。ろ過フィルターも強力な物を設置できるので小型水槽に比べ綺麗な飼育水を長くキープすることができるということですね。
まとめ
初心者の方に向けて、アクアリウムの種類、水槽のサイズについて解説させていただきました!
僕みたいに知識もないのにいきなり当日にすべて買うのではなく、必要な物や飼育したい生体の飼育方法などを読んでからアクアリウムをスタートしてみてください。
次の初心者記事2ではアクアリウムに必要な物と、予算について解説しています。
引き続きお読みいただければ嬉しいです。
3000文字も書きましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!