「アベニーパファーの体の色がなんか薄い!」「薄くなった!?」と思ったことはありませんか?
飼育方法に原因があり改善する必要がある場合と、薄くなっても特に問題ない場合の2つがあります。
この記事では、
・アベニーパファーの色が薄くなる原因8つ
・色が薄くなった時の対処方法
・色が薄くても心配する必要がない時について詳しく紹介しています!
アベニーパファー色抜けの原因8つ
水質に問題あり
【原因 1つ目】
水槽内の水質が悪化し、生体が過ごしにくくなっている可能性があります。
水槽の汚れや水温の変化、PHの傾きなど、ちょっとした変化でも生体はダメージを受けやすいです。
水槽内のろ過が充分に行き渡っていない可能性もあります。
健康で元気な状態のまま飼育するには、最適な水温と水質で管理してあげることが重要です!
最適な水質と水温については下の記事を参考ください!
光量不足
【原因 2つ目】
魚全般に言える事ですが、光量があまりにも少ないと体の色が薄くなったりする事があります。
ずっと暗い場所で飼育するのは、生体の健康によくありません。
病気
参照:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1382273078
【原因 3つ目】
何らかの病気を発症し、体調不良の可能性があります。
少し様子をみて、泳ぎ方がいつもと違うような違和感があったり、エサを食べなかったりなどがある場合は他の水槽に隔離して、状況によっては専用の薬で治療しましょう。
アベニーパファーをはじめ、魚全体がかかりやすい病気がいくつかあります。
病気については下の記事で詳しく紹介しています!
ストレス
【原因 4つ目】
アベニーパファーは生体の性格や相性によっては混泳も可能なのですが、元々気性の荒い性格ですので、その時の機嫌などで他の生体を攻撃してしまう場合があります。
攻撃(いじめ)によりストレスを感じ、体の色が薄くなってしまう場合があります。
複数飼育している場合は、水草などで隠れ家を作ってあげてください!
生体の導入直後
【原因 5つ目】
購入してきた直後などは、生体が環境の変化によりダメージやストレスを抱えてしまっている可能性があります。
ショップなどで見ていた時と、家に帰宅してからの体色が違う場合はこの可能性が高いです。
違和感を感じると思いますが、3日程度で色があがってきます。この場合はあまり心配する必要はありません。
購入後の水合わせは慎重におこなうことをおすすめします。詳しくは下記の記事を参考ください!
寿命
http://www.yuccanen.net/2014/08/dwarf_puffer_sick_1/
【原因 6つ目】
アベニーパファーの寿命は平均して3年程度といわれています。
寿命の前兆として体の色が薄くなったり、尾ひれが避けてきたりします。
病気以外でこの様な症状が出ている場合は寿命の可能性が高いです。残念ながらこの場合は静かに見守るしかありません。
少しでも長生き出来るように、水槽内の環境はしっかり整えてあげてください。
寿命については下記の記事を参考ください。
遺伝
【原因 7つ目】
元々親が色素の薄い家系である場合は、その子供も体色が薄い場合があります。
アベニーパファーは元々色の黒い個体や、白い個体がいますが遺伝的なものですので、特に心配する必要はありません。
色が薄い生体は短命というのも一概には言えませんので、あまり関係がないです。
照明の影響
【原因 8つ目】
夜間(消灯中)と昼間(照明下)で、体色が変わる事があります。
アベニーパファーだけではなく、魚類は紫外線の影響を受けやすく、紫外線を吸収したり、効率よく反射したりと、紫外線の害から体を守るのために体色が変化します。
ですので、朝は比較的色が薄く、時間が経つにつれ段々色が濃くなります。
体の色が薄くなってしまった時の対処法
水槽内の環境の改善
・水換えは適度に行っているか
・水温は適切であるか
・PHは適切であるか
・水槽内のろ過は充分に行き渡っているか
・週一回程度掃除はしているか
など、水槽内の環境を今一度見直しましょう。
食べ残しのエサや、枯れた水草なども水質悪化の原因です。
水槽内を綺麗に保つ事で、生体が住みやすく健康になり自然と体色も良くなってきますよ。
光量を与える
ずっと暗いところで飼育している場合は光量を与えてあげましょう。
環境的に難しい場合は、観賞魚用の蛍光灯も販売されていますので、状況に応じ、導入してみてましょう。購入の際は水槽のサイズにあった適切なライトを選びましょう。
病気の場合は直ちに治療する
何らかの病気を抱えている+色が薄い場合は、一刻も早い治療が重要です。
病気の可能性のある生体は必ず隔離し、適切な薬液で治療してあげましょう。
魚専用の様々な病気に適した薬はネット通販や店頭で幅広く販売されています。
必ず使用方法・使用量を守り、適切な治療を施してあげましょう。
凶暴な個体は単体で飼育する
他の生体の攻撃により、何らかのストレスを抱えてしまっている場合は、直ちに凶暴な生体は別の水槽に移し、単独で飼いましょう。
アベニーは個体で性格が異なるので、凶暴でいじめっこの生体が同じ水槽内から居なくなると、いじめられていた生体のストレスが緩和され、次第に体調も良くなり、体色も良くなってきます。
色が薄くても心配する必要がない時
水槽へ導入した直後
購入直後はアベニーパファーだけに限らず、どの観賞魚も環境の変化に対応出来ず、ちょっとしたストレスで色が薄くなってしまう場合があります。
環境に慣れてくると段々健康的な色に変化してきます。
生体のストレスのない快適な環境を作っていれば特に気にする必要がありませんので安心してください。
しかし、水槽の環境管理には気をつけてくださいね。
朝(照明をつけた直後)は体色が薄くなる
アベニーパファーも人間と同じで、夜電気を消すとそれからは寝る時間だ、と認識し眠っています。
朝照明をつけたばかりの時は寝起きの状態なので、体の状態が不安定です。
照明をつけてしばらく経つと、自然と色が戻ってきますので心配する必要はないです。
毎日決まった時間に照明の消灯・点灯をし、生活のリズムを整えてあげる事で健康な個体を育てることに繋がります。
まとめ
飼育中に薄くなってしまった方は今回ご紹介した原因を対処することで色は戻ります!
アベニーを水槽へ導入した直後は、薄くなることが多いと思います!
僕も水槽へ導入した直後は薄くなりましたが、2日で色が戻りました!
ぜひこの記事で色が戻った方がいれば公式ラインにコメント、メッセージもらえればうれしいです!
下の記事はアベニーパファー病気について、必要な情報をすべてまとめたページとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪