小型フグで愛嬌もあり、可愛らしい見た目から幅広い年齢層に人気のあるアベニーパファー。
せっかくお迎えしたからには少しでも長生きさせてあげたいですよね∈(゚◎゚)∋
この記事ではアベニーパファ―の寿命についてと、短命になる原因と対策、長生きしてもらうコツを解説していきますので、飼育の際の参考にしてもらえると嬉しいです♪
アベニーパファーの寿命について
アベニーパファーの寿命は、一般的には平均して3年前後と言われています。
小型熱帯魚類と同じくらいか、少し短いくらいの寿命です。しかし、飼育環境や与える餌の種類などで驚くほど短命になってしまったり、平均より長生き出来る場合もあります。
では、どのような場合に短命になってしまうのか、次の記事で具体的に説明していきます。
アベニーパファーが短命になる5つの理由
アベニーパファ―が1年以内に死んでしまう場合は、以下の5つの原因かもしれません!対処方法も記載していますので参考ください!
白点病などの病気にかかる
白点病(白点病)という病気があり、熱帯魚全般、金魚などもなりやすい病気になりますがアベニーパファーもこの病気にかかりやすいです。
初期の場合は身体の表面に白点が浮かび肉眼で確認することができるようになります。長く続く場合は身体に複数の白い粒が確認できるのでわかりやすいと思います。
飼育環境に慣れなかったり、強い個体にいじめられてストレスを感じた場合に起こりやすい病気です。
万が一かかってしまった場合は、混泳の場合は必ず隔離し、食塩浴や薬浴により治療していきます。
水質や温度の変化が大きく、安定していない
水温の極端な変化には大変敏感で、すぐにダメージを受けやすいです。
身体に負担がかからないように気温の下がる冬場はヒーター等で温度管理をしてあげましょう。
また、水質が悪化していないかこまめにチェックし、必要であれば水替えをして様子を見ましょう。
水質と水温についての詳しい記事はコチラ⇓
⇒アベニーパファーの水温と水質はコチラ《最適な環境で管理しよう》
他の生体の攻撃や混泳のストレス
アベニーパファーは縄張り意識が強く他の生体を攻撃する習性があります。
性格は個体により多少ばらつきがありますが、混泳する事で他の個体に攻撃され、体が傷ついてしまったり、ストレスを感じたりして短命になってしまう事があります。
アベニーパファー同士でも、個体の性格や相性にもよりますので混泳が絶対にダメというわけではありませんが、混泳の際は攻撃しあっていないかなど、様子をじっくり観察して下さい。
少しでも気になる様でしたら寿命にも関わってくるので、避けたほうが良いです。
30㎝キューブにアベニーパファ―5匹とレッドチェリーシュリンプを混泳していますが、ウィローモスを伸ばしジャングル状態にしているので、隠れ家が多く混泳飼育できるケースもあります!
エサの消化不良
アベニーパファーは身体も小さく、腹が深いため一度にたくさんのエサを消化することができません。
もし苦しそうに口を動かしていたり、腹部が膨張しているようならエサをうまく消化できていない可能性があります。
また消化不良を起こしていた場合、白いものが混じったフンをすることがありますので、消化不良のサインとして参考にしましょう。
消化不良の際は一時的にエサを減らしたりして様子を見ます。
また、粒の大きいエサは消化不良にになりやすいので、購入するエサの種類にも気をつけましょう。
消化不良に陥ってしまったが為にエサを食べなくなり、短命になってしまう場合があります。
拒食
アベニーパファー飼育中ににみられる問題の一つに拒食があります。
拒食とは、全く餌を食べなくなる事です。エサの好みやストレスが原因でエサを食べなくなり、やがて餓死してしまいます。
拒食の際は原因を一刻も早く発見する事が重要です。
ストレスを含め飼育環境は適切であるかまず考え、エサの食いつき悪くアベニーパファーの好みでない可能性があれば、エサの変更などして対処しましょう。
また、ごく稀に口内の歯が伸び切ってしまい口が開けられなくなる場合があり、拒食になってしまう事があります。
歯の伸びすぎを防止するために小さい貝(ラムズホーンの稚貝)を与えたり、流木や岩など固いものを設置しておくとそれをかじることにより歯を削るようになり、エサが食べやすくなります。
長生きしてもらう飼育のコツは食いつきの良い餌!
長生きの一番のポイントはエサです!人間もきちんと栄養のある食事をしないと不健康になり、寿命も短くなってしまいますよね?もちろん生き物も同じです。
アベニーパファーはこだわりが強く、好みでないエサは食べませんので食いつきの良いエサ=アベニーパファーにとって美味しいと感じているエサみたいですね。
食いつきの良いエサを毎日あげることできちんとした食生活が送れます。
アベニーパファ―は口が小さいので、なるべく小粒の方が食べやすく消化も良いので食いつきも良く、栄養も吸収できるので健康になり、寿命を伸ばす事につながります。
クリルや赤虫はアベニーパファ―の口に入るのでサイズ的には問題ありません!ただし、エサのあげすぎは不健康につながりますので注意してください。
餌について詳しい記事はコチラから⇓
⇒アベニーパファーの餌を赤虫以外の、人工餌クリルで飼育する方法!!
まとめ
アベニーパファーの寿命と短命になる理由の記事のまとめポイントは以下の5つです!
・アベニーパファーの寿命は、3年前後が一般的であるがエサを食べない理由で拒食になり短命になってしまう可能性がある。
・短命になる理由としては、白点病などの魚に多い病気にかかってしまう事や、水質や温度が安定していない場合や混泳のストレスなどがある。
・アベニーパファ―のエサの管理については充分な注意が必要。大粒のエサや、与えすぎで消化不良を起こしてしまうと、やがて拒食に陥ってしまい、餓死してしまうので気をつけなければならない。
・食いつきの良いエサをあげる事で、定期的に栄養を摂取でき健康な個体を維持できる。
・ほとんどが餌を食べない原因だと思いますが、様子が少しでもおかしいと感じたら原因をつきとめ解決する事がアベニーパファーが長生きできるコツです!∈(゚◎゚)∋
まとめまで読んでいただきありがとうございます!アベニーパファーを初めて飼育する人は拒食症に注意くださいね(*^^*)
他の熱帯魚と違ってグッピーなどの通常のエサはほんとに食べないんですよね( ;∀;)
そのままエサをあげていると痩せていき、餓死してしまうのでクリルや赤虫を1日数回あげることが飼育するうえで最適だと思います!
アベニーパファーは寿命は3年程度ですが、『数か月で痩せていき死んでしまう・・・・』という質問が多かったのでぜひこの記事を参考にしてもらえると僕はうれしいです(^^♪
下の記事はアベニーパファー飼育について、必要な情報をすべてまとめたページとなります。
皆さんお読みいただきありがとうございました( *´艸`)