現在飼育中の水槽にフタをしていない人も多く、ビオトープや睡蓮鉢ならほとんどがフタをしていない環境だと思います。
フタしていない水槽へ導入したいけどヒメタニシの脱走は大丈夫なの?と気になるところです。
今回はヒメタニシは脱走するのか?についてと、フタがない水槽にも導入は可能なのか?
について紹介していきたいと思います。
ヒメタニシは脱走しないコケとり貝
脱走の心配はありません!!
ヒメタニシは、水槽に入っている水の高さ(水位)をわかっているのでそれを越えてまで登ったりしないので、水槽の外に落ちてしまうことはありません!
僕は今までも現在もたくさん飼育していますが、いままで一度もヒメタニシが脱走していた事はありません。
水面の高さは上から5㎝あけてキープしております。(高さ30㎝水槽→25㎝まで飼育水をいれている状態)
脱走の防止は必要なのか?
飼育水を水面ギリギリまで入れている事もないと思いますので、ヒメタニシの脱走が心配で、蓋を用意したり特別に対策する必要はありません。
今の水槽に蓋があればそのまま使ってもらえればと思いますが、ガラスのフタを用意したり、自作で作る必要もとくにありませんよ。
蓋なしの水槽や睡蓮鉢にも導入可能!
脱走しないことで蓋のない水槽にもヒメタニシを導入することが可能です。
ビオトープ、プラケース、稚魚産卵箱(稚魚隔離プラケース)、睡蓮鉢、屋外水槽、ボトルアクアリウムなど幅広い容器と水槽へヒメタニシの導入が可能となります。
脱走した情報について
ヒメタニシは脱走しないのにどうしてそのような情報がネットに書かれているのかについて2つ紹介します。
ギリギリまで飼育水を入れるのは水質安定には良いですが、地震などを考えるとリスクもあります。特にマンションの方は気をつけてください。
ヒメタニシは熱帯魚やメダカが水槽からでない水位、上から4~5㎝あけておけば水槽外へ落ちることはありません。
これなかなか多いんですよねー。
貝=タニシと思う方が。
脱走した写真をみると石巻貝なんです!
そしてこの石巻貝(イシマキガイ)は脱走のプロとして有名なコケ取り貝です。
石巻貝を飼育したことがある方は経験があるかもしれませんが、朝起きて水槽を見ると、脱走して水槽の外に落ちていた!!
こんなことが石巻外はよくあると思います。
「この2つの理由でヒメタニシが脱走している!」
とネットに情報が書かれていたりするということでした。
ヒメタニシがひっくり返る
ヒメタニシは自力で起き上がることが可能なので、ガラス面から落ちてひっくりかえる場合も心配なし!
放置で大丈夫な巻貝です!
他のコケ取り生体のラムズホーンや、ゴールデンアップルスネール、アンモナイトスネール、キラースネールも自力で起き上がることが出来ますが、石巻貝はガラス面から落ちてしまいひっくりかえると、人間の手作業で起こしてあげないと死んでしまう場合があります。
ヒメタニシさんでしたら この起こしてあげる作業も必要ないので導入後も飼育は楽です。
気軽にコケ取り生体として導入が可能で、アオコ対策やコケ取り生体として導入可能です!
まとめ
今回はヒメタニシの脱走について紹介させていただきました。
参考になれば幸いです。
⇓他のヒメタニシの記事は下記を参考ください⇓