ヒメタニシに水合わせは必要?導入方法を間違えると大変な事に!?

タニシとヒメタニシ 水合わせヒメタニシ

ヒメタニシをショップで購入した人、採取した人、飼育をスタートしようとしてる方はヒメタニシに水合わせは必要??と疑問に思っているかと思います。

水槽管理個体と採取個体でヒメタニシを水槽へ導入する手順が違いますので最後までお読みいただければと思います!

ヌマエビ兄さん
ヌマエビ兄さん

採取個体は導入方法を間違えるとめんどくさいことになるので、その理由も!!

この記事では、ヒメタニシの水合わせと水槽への導入方法について詳しく解説していきたいと思います。

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タニシの水合わせは特に必要ない!

結論から言いますと、タニシ、ヒメタニシを水槽へ導入する時の水合わせは個人的にそこまで重要ではないかな?と考えております。

それはヒメタニシが死んでしまう理由として、水合わせなしでドボンと導入させた事で死んでしまった!!ではなく餌不足や、飼育する水質などが原因で死ぬ場合がほとんどだからです。

水合わせは特に必要ないのですが、袋から出したヒメタニシをいきなり水槽へドボン!!には注意してください!!その理由も含めてこれから紹介していきます。

水槽管理個体と採集個体の導入方法

導入しようとしているヒメタニシが水槽で管理されていた個体なのか、自然界で採取した個体なのかで導入方法が違いますので紹介したいと思います。

ヒメタニシを購入する時は、必ずお店の人に確認してから購入してください。

水槽管理のヒメタニシ

バケツなどに飼育水とヒメタニシをいれて、動いているかの生存を確認する程度で良いかと思います。

これはお店などから買ってきて死んでいるヒメタニシを水槽内へ入れないようにするためです。

水槽管理されていた個体でしたら特に特別な作業はいらないですが、害虫が付着や混入していないかだけは確認し、動いたヒメタニシは本水槽に導入しても良いでしょう。

稚貝が産まれていたり、引っ付いている場合もあります!

採取したヒメタニシ

この採取個体を触るときはできるだけヒメタニシを素手で触らないように気を付けてください。万が一触れてしまった場合はよく石鹸などで手を洗ってください。

※蕁麻疹や、赤く腫れあがったりすることもあります。

採集個体を導入する場合は下記の2つの作業をしないといけません。

泥吐き 【作業①】

採取場所で異なりますが泥を含んでいるヒメタニシを水に入れた場合、かなりの泥を吐きだします。

いきなり本水槽へ入れると泥で水質が悪化し他の生体が全滅する場合や、リセットになる場合もありますので飼育水をいれたバケツ(トリートメントタンク)を用意し、まずはそこにヒメタニシを投入しましょう。

数時間放置で、泥を吐き出します。

泥が多い場合は一度容器の水を全て流し、また容器に飼育水を入れてヒメタニシが泥を出しきったのかを観察してみてください。

この作業を繰り返し行い、吐き出す泥が無くなればこの泥抜き作業はOKです。

農薬が付着していないか確認する 【作業②】

これは採取場所にもよりますが、ヒメタニシの貝に田んぼなどに使われている農薬などが付着している可能性があります。

ミナミヌマエビ、エビ・シュリンプ系は農薬が付着している水草などを入れると即死してしまいます。ヒメタニシを水槽へ導入する場合は農薬が付着していないかを確認してから導入してください!!

※即死はしませんが、農薬付着している場合は他の熱帯魚、メダカ、金魚を病気にしてしまう可能性もありますので注意してください!

【農薬を確認する方法】

ミナミヌマエビを1日程度入れてみて問題がなければOKです。

※ビーシュリンプ水槽へ導入の場合、ミナミヌマエビよりも農薬に敏感なので特に注意してください。

万が一、ミナミヌマエビが死んだり、暴れまわったりする場合は農薬が残っていますので、水換えをし1~2週間後に再度ミナミヌマエビで農薬の確認を行ってみてください。

そこで問題がなければヒメタニシを本水槽へ導入しましょう。

採集個体3つのデメリット

病原菌の免疫が違う

野生採取個体の生体と、水槽管理の生体とでは持っている病原菌への免疫の違いや、飼育環境が異なることから野生採取の生体を現在飼育中の生体との混泳はあまりオススメはできません。

これはヒメタニシだけのことではないのですが。たとえばメダカ水槽に採取してきたミナミヌマエビを入れるのも生体の事を考えてあげるとあまりオススメはできないです。

寄生虫

水槽管理個体なら100%寄生虫を持っていないということはないですが、自然界にいた野生採取個体なので寄生虫の混入、名前もわからないような害虫などが本水槽へ混入する可能性はかなり高くなります。

この寄生虫でいろんな生体への検証をしましたが、ミナミヌマエビにはすぐに寄生しました。

ヒメタニシには寄生しませんが引っ付く場合がありました。他の寄生虫にもご注意ください。

時間と手間がかかる

川でヒメタニシを採取するだけなので無料や格安で入手できるのはメリットですが、導入するまでに効率が悪く、先ほど紹介した泥抜き、農薬付着の確認をしたり、寄生虫がいないか1匹ずつ確認する作業が必要になるので、本水槽への導入に時間と手間がかかってしまいます。

ヌマエビ兄さん
ヌマエビ兄さん

導入するだけでこんなにも手間がかかるなら自分で水槽内のコケ掃除した方が楽じゃん!!って思う方もいるかもしれません(;”∀”)笑

まとめ

ヒメタニシ まとめ

まとめまでお読みいただきありがとうございます!

以下の2つがこの記事のポイントになります(*‘ω‘ *)

水槽で管理されていたヒメタニシは基本的に水合わせなしで問題はありませんが、いきなりドボンをすると水槽にくっついてきた寄生虫や害虫などが混入する場合がある。

採取個体のヒメタニシはドボン禁止で水槽へ導入には多少手間もかかるのと、リスクもあり、間違った導入をすると他の生体が死に至ることや、水槽崩壊など大変なことになるので慎重に導入作業を行ってください。

ヌマエビ兄さん
ヌマエビ兄さん

個人的には、ペットショップ、アクアリウムショップなどの水槽で管理されているヒメタニシが安心で手間もなくすぐに導入可能なので効率も良くオススメですよ。この記事で1匹でも多くのメダカや混泳する生体を守れればと思います。

導入方法の違いをぜひ参考にしてもらえればうれしいです♪

お読みいただきありがとうございました( *´艸`)

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